久しぶりに皇居ランに行ってきたのでした。
ここに来て走る機会はそう多くないんで、どうせなら距離を走りたいと思っています。
皇居ランの良いとことは、コースに信号がないところ。
それから、アップダウンがあるところ。
そして、移ろいゆく景色でしょうか。大都会東京の中心にあるのに、自然の中を走っているような錯覚も覚えるところがあります。
皇居ランの1周は、5㎞です。
なので、2周は、10㎞です。
昨日は、まず1周と言う感じで走りました。
iPhoneのアプリからラップが報告されます。
1㎞ごとに。
自分としては、ちょっと飛ばしすぎなラップでした。
このまま走ると、1周30分切るなあと。
コースの最後は上り坂です。
この上り坂はかなりきついのです。
でも走って登り切らないと記録は出ません。
坂道に余力を残すため、すこしスピードを落とします。
呼吸を整え、上り坂に突入します。
かなりきつくて、走るのやめようかとの誘惑に何度も駆られます。
坂道を上りきると下り坂が待っています。
天国の坂道(下り坂)です。
下ってからは、またちょっと上りますが、ここら辺は大丈夫です。
そして、足を少し速めながらゴールします。
29分6秒。
久しぶりに30分切りました。
さて、どうしようかと思います。
足にはかなりきているので、ここでやめてランステでシャワー浴びたい誘惑にかられます。
ただ、ランステに入った時に、スクールらしく10人以上が走る前のストレッチをやってました。
あの大群がランステに戻っていると鬱陶しいなあと。
なら、やはり2周目に突入するかと。
走り始めました。
足が重く、全く進みません。
休むと、次がうまくいかないなあと思います。
坂道を下っていくうちに、足の重さがだんだんなくなっていきます。
ただ、スピードは出ません。
頭の中を切り替えます。
完走でいいやと。
自分のスピードに合うターゲットを見つけ、しばらく後ろを走ります。
誰か同じぐらいのスピードの人がいると、ランニングは楽です。
ちょっとスピードが落ちてきたので、追い抜きます。
そして、上り坂に。
きついです。
実は、4㎞のコール聞いたら、走るのやめようかと思っていたのです。
4㎞ということは、合わせて9㎞です。
もう十分だろうと。
でも、そこまで来たら、残り1㎞です。
これは完走するしかないだろうと、頑張ります。
そして、やっとゴール。
31分52秒でした。
あの疲れた中で31分台は上等でしょう。
そして、皇居ラン2周が終わりました。
それから、ランステまでが辛かったのでした。
寒い中、Tシャツ1枚で走っていたので、寒いのです。
でも、もう走る体力はありません。
ないけど、信号待ちしたくないので、走ります。
足が痛い。
でも、2周走れたのは、満足感高いのでした。
この皇居ラン。
都心の中心部でなんで走れるのだろうかと、実は不思議なことでもあります。
例えば、中国の都会で5㎞走れと言われたら、あなたは走れますか?
中東の国で、いきなり5㎞走れと言われたら、走れますか?
なんで東京の都心で5㎞も走れるかと言うと、一つ目は治安がいいからです。
気候がいいことも理由だと思います。
でも、一番な理由は、空気が綺麗だと言うことです。
排気ガス規制とディーゼルカー規制。
この車に関する規制のおかげで、排ガスがとてもきれいになっています。
だから、あんなに隣を車が走っても、安心に(たぶん)走れます。
空気が綺麗と言うことは、都市の魅力を大きくすることだと思います。
日本に生まれてよかったと思います。