あえなく途中で止まった。
その前に走っていたら昔の匂いがした。
それは、森の匂い。
それも、木の匂い。
懐かしかった。
子供の頃毎日嗅いでた匂い。
それが普通すぎて何かもわからなかった。
今日それはあからさまになった。
新緑の頃の木の匂いだ。
木の匂いって素晴らしい。
そこが、パーっと広がった気になる。
今ではそれをマイナスイオンとか言うかもしれないけど、もっとずっと自然な匂いがする。
マイナスイオンみたいにちゃらくないわ。
そういう自己主張があった今日の気の匂いだった。
自然の中のRUNは気持ち良い。
ただし、足がきつくて2kmしか走れなかったけど。